2022年4月14日 20:30
高橋一生、柴咲コウとだからこそ「この会話のやり取りができていると思います」
志村は本当に正義なのか、インビジブルであるキリコのほうがまっとうなことを言っているのではないかなど、善悪が二極化している世の中だからこそ、ぶつかり合う対話や心理戦が面白いと思いました。
ーー志村について、どう思いましたか?
高橋さん彼は周りから危険な存在だとか、暴走しているなどと思われていますが、自分が心に引っかかっている事件に執心している刑事だと思いました。
©TBS
ーー本作の佐藤敦司プロデューサーが公式コメントで志村を、「動物的な本能で動く型破りな刑事」と評していました。高橋さんは、理性と本能、どちらで動くタイプですか?
高橋さん理性的に見えて、実は本能で動くタイプです。お芝居においても同じで、事前にある程度理性で組み立てていても、現場に入ると相手の芝居に反応して、本能で動いてしまいます。
ーー過去に共演歴がある柴咲コウさんとバディを組んで、いかがでしたか?
高橋さん大河ドラマなどで長くお芝居をさせていただき、意見を交わすときにお互いの言語体系が一緒なので、そのすり合わせがしやすいんです。コウさんとだからこそ、この会話のやり取りができていると思います。
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ーーハードなアクションシーンに備えて、どのようなトレーニングをされましたか?
高橋さん衣装合わせをした後、約1か月間、体を鍛え直したんです。