2022年5月19日 19:30
水曜日のカンパネラ・詩羽「悩んだ時期があっていまがある」新星が放つ光
わたしは高校生の頃から、邦楽のロックをいろいろと聴くようになりました。高校を卒業してバンドをやめてからは、女性シンガーソングライターのカネコアヤノさんの曲をよく聴いています。
――では、詩羽さんご自身で歌手になりたいと思ったことはなかったんですね。
はい。水曜日のカンパネラとしての活動を始める前は、フリーランスモデルとして自己表現を模索していましたが、歌は自分の楽しい表現のひとつとして趣味でやろうと思っていたぐらいで、歌手になりたいとは思ったことがなかったんです。
――そんななか昨年9月に、知人の方の紹介で面談を受けて、水曜日のカンパネラに加入されました。
19歳のときにお話があって、正式に加入を発表するときには、20歳になっていましたね。水曜日のカンパネラのことは、中学生のときに「桃太郎」や「一休さん」などの曲が流行っていたのでもちろん知っていて。
「加入しますか?」というお話があった日に、すぐ「やります!」とお返事をしました。
でも、家に帰っていろいろと水曜日のカンパネラのことを調べ直したというぐらい、実は知識が薄かったんです(笑)。「やったー!」ぐらいの感覚でお返事をしたものの、もしかして自分が思っているよりも、大きな話だったのかなと。