2022年4月25日 20:10
羊文学「演奏しててすごく楽しかった」 2ndアルバムで新しいチャレンジ!
美しいメロディが貫く浮遊感のあるオルタナティブロックを奏でる羊文学のセカンドフルアルバム『our hope』はサウンドアプローチも歌詞も歌も、あらゆる面で進化が感じられる。ダンスに接近した「OOPARTS」など、これまでの羊文学にはなかったようなサウンドが随所で聴けるのだ。
これまでの決まりを外してチャレンジした。
「これまで自分の中で、3人で鳴らせる音しか鳴らさないのが正直なんだっていう謎の決まりがあったんですけど、前のアルバムでその方向性でできることはいったん満足したんです。今回その決まりを外して新しいことにチャレンジしてみたら、意外といろいろできるんだなって思いました。『パーティーはすぐそこ』はポップス寄りのコーラスワークとサウンドを心がけてみたり、『光るとき』と『ワンダー』はコーラスを重ねてみたり、『OOPARTS』はシンセを取り入れました」(塩塚モエカ・Vo&Gt)
「今回ドラムのテックさんを入れたこともあり、これまでのドライでダークなイメージより、ポップな振れ幅が生まれたんです。例えば『パーティーはすぐそこ』はJポップ寄りの抜けが良いスネアサウンドになっています。全体的に叩き心地も大きく変わって、演奏しててすごく楽しかった」