2022年5月22日 19:30
「五月蠅い」って読める? 意外と難しい「五月」のつく漢字3選
もご紹介。
読み方は「さみだれしき」で、五月雨のように途切れながらも繰り返して行うことを指します。
例えば、仕事の資料などをメールに添付して送信するとき、一度で終わらず何度かにわけて送ってしまう場合に「五月雨式でお送りして申し訳ございません」などと書いて使います。
「五月蠅い」は読める?
最後は、超難読ワードの「五月蠅い」。もちろん、「ごがつばえい」ではありません!
正しい読み方は、
「うるさい」です!
陰暦5月ごろにさわぐ小さなハエのことを「五月蠅」(さばえ)といい、そこから当て字で「五月蠅い」となりました。
皐月、早月、早苗月…
ちなみに、陰暦5月を表す言葉は「五月(さつき)」以外にもあります!
・皐月(さつき)
・早月(さつき)
・早苗月(さなえづき:早苗を植える月という意味)
「さなえづき」を略して「さつき」になった、など、大きな辞典を引くと「さつき」に関する語源説がいろいろと載っています。詳しく知りたい方は、ぜひ辞典で調べてみてください。
以上、意外に読めない「五月」のつく漢字3選でした!
参考資料:
『日本国語大辞典』(小学館)
『広辞苑』(岩波書店)
文・田代わこ
「美人局」は「びじんきょく」ではありません!【漢字クイズ】意外と読めない漢字3選