20代~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に、職場のトラブルについてアンケートを実施しました。みなさんの回答をみると、人間関係にまつわる問題に悩んでいる人が多数。今回はとくに、パワハラについて取り上げます。
どこからがパワハラ?
パワハラについて企業は、「パワハラを防ぐ体制をつくること」が「改正労働施策総合推進法(通称:パワハラ防止法)」という法律によって義務づけられています。この義務は、これまでは大企業にのみ課せられていましたが、2022年4月からは中小企業も対象となりました。
この法律に違反すると、労働基準監督署によって企業名が公表される可能性があるため、企業も真剣にパワハラ防止に取り組まないとなりません。
とはいえ、日常の業務の中で上司や先輩から注意されたことが「相手のためを思っての指導」なのか、ただ単に権力をかざして叱りつけたのかは判断が難しいところ。上司や先輩が相手に対して同じことを言っていたとしても、関係性や性格などによって相手の感じ方は変わってきます。
読者のみなさんは、どのようなことを「パワハラ」と感じているのでしょうか。アンケートの具体的な回答をみてみましょう。