くらし情報『一級建築士が教える! 意外と知られていない「リノベーション物件で後悔しがちなコト」』

2022年5月28日 19:20

一級建築士が教える! 意外と知られていない「リノベーション物件で後悔しがちなコト」

これ以前であれば、旧耐震基準で建築されたものなので、大地震が起きた際はざっくり言ってちょっと不安です。これ以降であれば新耐震基準を満たしているので、ひとまず安心と言えますね。

より安心なのは、2000年以降に建てられた物件。阪神淡路大震災を教訓に2000年に改正された、2000年基準と呼ばれる建築基準法に則って建てられています。これは新耐震基準に、地盤に合った基礎工事の徹底、接合部や耐震壁の配置バランスの強化などを追加した内容となっています。

1981年以降の建築物は、次の基準を満たしています。言い換えれば、1981年以前のものはこれが保証されていないんですね。

「震度5強程度の中規模地震では軽微な損傷、震度6強から7に達する程度の大規模地震でも倒壊は免れる」(1981年に改正された建築基準法の新耐震基準より)

但し、1981年以前に建てられた物件でも耐震補強を施してあればOKですので、忘れずに確認をしてください。


チェックポイント2.水回り
シンクやバス、トイレをひと目見て、キレイだから良し、ではありません。排水管や給水管の交換の有無や修繕履歴(直近の交換時期等)、現在の状態などを確認しましょう。

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