くらし情報『奈緒「苦しい気持ちでいっぱいになります。それでも…」 舞台『恭しき娼婦』に挑む』

2022年6月5日 22:30

奈緒「苦しい気持ちでいっぱいになります。それでも…」 舞台『恭しき娼婦』に挑む

「今回の舞台のお話をいただいたとき、嬉しくて胸が高鳴りました」

正統派ヒロインから奇抜で強烈なキャラクターまで、これまで幅広い役柄を演じてきた奈緒さんがそこまで語る作品は、栗山民也さんが演出を手がける舞台『恭しき娼婦』だ。
奈緒「苦しい気持ちでいっぱいになります。それでも…」 舞台『恭しき娼婦』に挑む


「まだ舞台を1回もやったことがないときに、栗山さんが演出された『アンチゴーヌ』という舞台を観て、衝撃を受けたんですよね。シンプルな舞台セットがすごく美しくて、その中で目が離せないような感情の動きが表現されていて、終わった後もしばらく放心状態でした。これが演劇なんだなって思って、もし舞台をやるならこういう作品をやってみたいと思っていたんです。栗山さんと舞台でご一緒された先輩方や仲間から稽古場のお話を伺うこともあり、いつかぜひと思っていたのがこんなに早く実現して光栄です」

人種差別が根強く残る時代、白人が犯した殺人の濡れ衣を着せられた黒人青年をかくまう娼婦・リズィーが奈緒さんの役だ。しかし街の権力者が、彼女に虚偽の証言を強いろうとする。人間の尊厳とは何か、正義とは何かを突きつけてくる問題作だ。

「稽古中、栗山さんから『これはアンチゴーヌだよね』って言葉を聞けたんです。

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