2022年6月27日 19:10
没入型シアターも!? 話題の美術漫画『ブルーピリオド』の世界を追体験する展覧会
話題の美術漫画『ブルーピリオド』の世界をリアル&バーチャルで体験できる展覧会『ブルーピリオド展~アートって、才能か?~』が始まった。
話題沸騰中の美術漫画のストーリーを追体験できる展覧会。
『ブルーピリオド』とは、山口つばさによる漫画で『月刊アフタヌーン』(講談社)にて連載中。2020年にはマンガ大賞を受賞し、翌’21年にはTBS系列にてTVアニメ化。今年3月末からは舞台化もされた注目作だ。成績優秀かつスクールカースト上位の毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きていた高校生・矢口八虎(やとら)は、ある日一枚の絵に心奪われる。その衝撃に八虎は駆り立てられ、美しくも厳しい芸術の世界へと邁進してゆく。美術のノウハウや美大受験の実情など、美術に情熱を燃やす八虎と仲間たちが繰り広げる青春群像劇だ。
本展では、キーとなる作中絵画の展示から没入型シアターといったストーリーを追体験できる展示、初心者でもアートを身近に感じられる名画解説など、様々なコンテンツがラインナップ。例えば〈青の渋谷シアター〉は八虎が美術の魅力に気づくきっかけとなった早朝の渋谷を追体験できる没入型シアター。〈キャラ大石膏室〉ではダヴィデやモリエールなど著名な像に扮した登場人物が設置され、来場者はここで自由にデッサンできる(平日限定)。