くらし情報『古谷徹「一瞬で43年前に戻れた」 ガンダム初のリメイク映画で“15歳のアムロ”再び』

2022年6月28日 19:10

古谷徹「一瞬で43年前に戻れた」 ガンダム初のリメイク映画で“15歳のアムロ”再び

家族といるみたいな、とても安心感があります。だから、アムロを演じる機会は、これからもあると信じています。

――25歳の古谷さんがアムロを初めて演じた時のことを教えてください。

古谷:『機動戦士ガンダム』で音響監督をされていた松浦典良さんからオーディションに呼ばれて受けました。第1話のセリフをいくつか収録して、それを監督の富野由悠季さんが他の候補者と聞き比べて、僕が選ばれたようです。最初、シャア役の池田秀一さんもアムロ役でオーディションを受けたらしいですが、池田さんはそのスタジオにあったイラストのキャラクター表からシャアを選んで、その場でシャアのオーディションをお願いして、役を手に入れたと聞きました(笑)。

――当時は、熱血ヒーロー役をたくさん演じられていました。

古谷:そうですね。
『巨人の星』の星飛雄馬の役でブレイクして、その情熱的なヒーロー役が自分の体にも染み付いてしまい、『鋼鉄ジーグ』『グロイザーX』など続けて熱血ヒーローをいくつか演じましたが、キャラクターは違うのに熱いセリフを言うと、なぜか星飛雄馬になってしまうというジレンマがありました。声優として、役が違えば違う声を出さなければという思いがありましたが、なかなかうまくいかず、そんな状況の時にアムロ・レイと出会いました。

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