2022年7月1日 18:00
貴島明日香「お天気のお姉さんの、清楚で品行方正なイメージに縛られすぎていた」
そんなある日、ふと「このままではダメだ」という思いに至る。
「仲のいい友達に食事に誘われても、ダイエットを理由に行けなかったり、『痩せたね』って言われても自分では全然そう思えなかったり。自分と周りの価値観が合っていないことに気づいたんです」
そして訪れた運命の出会い。相手は現在の愛猫だ。その出会いが貴島さんの価値観を一変させた。
「それまでは生活のすべてが仕事でしたが、猫を飼い始めてから愛情を向ける相手ができて、ひとりで考えすぎることがなくなったんですよね。そして猫の誰にも媚びない姿に、私も猫のように生きたいと思うようになりました」
そこから「自分の好きなことや楽しいことに時間を使おう」と、以前から好きだったゲームを再開。食事も、好きなものや食べたいものは我慢せずに食べるように。
「ただ、もともとネガティブ思考なので、ともするとネガティブループに陥ってしまう。だから家では、あまりひとりで考え込む時間を作らないようにしています。お風呂の時間も音楽を聴いたり、あとはとにかく意識的に毎日ひとつ自分を褒める!今日はひと駅ぶん歩いたとか、そんなことですけど、寝る前に“今日も頑張ったなぁ”“エライ、エライ”って言っています(笑)」