2022年7月3日 19:30
声に出すと元気がもらえる! 悩める大人も前向きになれる“絵本”4選
また、宇宙に魅せられて研究する人たちの物事の解明を次世代に託すような、長いスパンで思考する姿にも励まされる。長崎訓子さんの絵も大好きです」
えほんの言葉3
アイツを よろこばせるのは くやしいから、
わたしは イヤなことがあっても おもいどおりに いかなくても、
「なんとかなるんじゃない?」なんていいながら、
じぶんの すきなことを さがしてやるんだ。
『ころべばいいのに』
ヨシタケシンスケ/ブロンズ新社
イライラしたり、モヤモヤしたり。負の感情が芽生えた時にどうするかということをテーマにした絵本。「“なぜ人を嫌いになるのか”“なぜ意地悪をされるのか”など、つい“ワーッ!”となりがちな自分の中の否定的感情との向き合い方や対処法を、すごく楽しく、しかも分析的に描いています。こういう思考法を知っていたらちょっと楽になるだろうし、子どもの頃に出合いたかった一冊。
主人公の表情もいいです」
えほんの言葉4
やっぱり おれは おおかみだもんな
おおかみとして いきるしかないよ
『やっぱりおおかみ』
ささきまき/福音館書店
ひとりぼっちのおおかみが、「おれににたこはいないかな」と仲間を探して歩き回る。