2022年7月2日 18:00
YOSHIKI「芸術をつくっているときは、唯一“純粋な自分”でいられる瞬間」
日本だけでなく、世界中から愛され、求められている、ミュージシャンのYOSHIKIさん。ananも何度もラブコールを送っていた中で、ようやく去る5月某日、単独のスペシャルシューティングが実現!カメラの前に現れたYOSHIKIさんの美しさ、そして放つエネルギーの力強さに、改めて存在感の大きさを実感し、魅了されたのは言わずもがな。そしてインタビューはアメリカに帰国後、電話で行うことに。日本時間夕方の5時、YOSHIKIさんが住むLAは深夜1時から、約1時間のトークとなりました。
――ご登場いただく号が〈自己肯定感〉にまつわる特集なので、今回のインタビューはそういったことを中心にお伺いできれば。
自己肯定感か…。ほとんどの人が、肯定感と否定感の間をさまよっているんじゃないかな。
――ご自身もそうですか?
もう全然そうです。
否定感のほうに傾きそうになることは何度もあります。自分の中にはずっと、〈否定〉と〈肯定〉、両極端なものが同時に存在していて、たぶん49.9%の否定感と、50.1%の肯定感のようなバランスなんです。でも0.1%でも肯定感のほうが強いなら、中途半端なところにいてもしょうがないし、100%自分を肯定するしかない。