2022年7月3日 19:00
YOSHIKIが語る“挑戦”「自分の音楽は、常に進化したい。進化していなきゃいけない」
――自分で買ってくるんですか?
はい(笑)。バースデーケーキみたいなでっかいのを買ってきて食べたこともありますよ。
――でも食べた後、落ち込みません…?
落ち込みます(笑)。でもそういうこともないとね。でも現実的なところだと、好きなクラシックの曲をピアノで弾いて、自分を励ましますね。ベートーベン、ショパン、チャイコフスキー、ラフマニノフ。ピアノを弾くことに没頭すると、幽体離脱みたいな状態になって、ピアノを弾く自分を上から眺めている自分がいて、でも自分の手は動いていて、聴きながら涙が出てくる…みたいな感じになるときがあるんですよ。カーネギー・ホールで演奏したとき初めてそういう感覚になって以来、家で弾いていても、そうなること、ありますね。
――ドラムを叩くことで、元気が出たりもしますか?
確かに東京ドームでドラムソロをやってるときとか、そんな感覚に陥ることはあると思う。ドラムは、家でそれほど頻繁には叩けないけど、スタジオで一人で叩いていて、入り込むことは、ありますね。アーティストとして、常に進化をし続けたい。
――YOSHIKIさんは以前から、音楽以外のフィールドでもさまざまな活動をされ、数々の評価を得ていると思います。