くらし情報『「こぐまちゃんえほん」シリーズの世界を堪能! 絵本作家・わかやまけんの展覧会』

2022年7月4日 20:34

「こぐまちゃんえほん」シリーズの世界を堪能! 絵本作家・わかやまけんの展覧会

鮮やかなオレンジやイエローの背景に映えるキュートなこぐまちゃんが印象的な「こぐまちゃんえほん」シリーズ(こぐま社)は、きっと子どもの頃に誰もが目にしたことがあるはず。絵本作家・わかやまけん(1930‐2015)の創作の全貌を紹介する展覧会『こぐまちゃんとしろくまちゃん絵本作家・わかやまけんの世界』が始まる。

グラフィカルなのに心に染みる、わかやまけんの世界を網羅。
わかやまは岐阜県岐阜市生まれ。グラフィックデザインの仕事を経て24歳で上京し、教科書の挿絵や紙芝居などを手がけた後、絵本創作の道へ進む。代表作「こぐまちゃんえほん」シリーズのほか、詩的な画風で独特の絵本の世界を築いただけでなく、絵本の研究誌の創刊や、絵だけで読む絵本“純絵本”を提唱するなど、絵本文化の普及にも大きく貢献。海外でも高く評価されている。

本展では彼の仕事を全5章で紹介。
特に「こぐまちゃんえほん」シリーズの誕生から創作の過程をつぶさに知ることができるのが特徴だ。このシリーズは1970年創刊の第一作に始まり、全15作。実は、これらはわかやま一人による制作ではなく、こぐま社創業者・佐藤英和の発案で、劇作家の和田義臣、児童文学作家の森比左志が集まり、テーマからストーリー展開、文と絵に至るまで、全作を4人で制作したもの。

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