2022年7月11日 21:10
「鈴木敏夫とジブリ展」が帰ってきた! 口からおみくじが飛び出す湯婆婆も必見!?
2019年に開催され大好評を博した「鈴木敏夫とジブリ展」がこの夏バージョンアップして帰ってくる。『風の谷のナウシカ』をはじめ数々の名作を生み出すスタジオジブリの名プロデューサーとして知られる鈴木敏夫さんとはそもそもどんな人?
鈴木敏夫を創ったものとは?来て観てわかる、本とジブリ作品との深い関係。
「メインの仕事はプロデューサー業ですが、鈴木さんの書いたキャッチコピーがセリフになったり、書いた文字がそのままタイトルになったり。時には絵コンテも自ら描くなど枠にとどまらない方。果たして頭の中はどうなっているのか。鈴木さんの内部に入り旅をしながら鈴木敏夫の全体像を見ていきたいと思いました」
と本展のアートディレクターを務める小松季弘さん。会場では少年期、青年期、徳間書店時代、ジブリを設立してから現在に至るまでの道のりをたどりながら、当時の鈴木さんが何をどうインプットし、アウトプットにつなげていったか、脳内変換の道筋を探る。そして展示の最後を飾るのは、約8800冊の蔵書を再現したという高さ約3mの大本棚。
「ラインナップは『少年画報』など少年少女向けの漫画雑誌から、『赤毛のアン』などの児童文学、それから小説、ノンフィクション、詩集、評論、人類学や社会学の本、歴史本にいたる幅広いジャンルがあります。