くらし情報『編み物を通して挫折を克服!? 男子校手芸部が舞台の胸熱青春群像コミック』

2022年7月19日 20:10

編み物を通して挫折を克服!? 男子校手芸部が舞台の胸熱青春群像コミック

陸上を、ケガで断念した浜仲健斗。挫折を抱えて進学した男子校で、部昇格を狙う手芸同好会の先輩2人から、勧誘を受けた。〈男が手芸なんて変だし〉と偏見に囚われていたが、〈編み物王子〉と呼ばれる黒葉類(くろばるい)との出会いを機に、編み物の楽しさに目覚めていく。この胸熱な青春群像コミック『ニッターズハイ!』の著者が、猫田ゆかりさん。
編み物を通して挫折を克服!? 男子校手芸部が舞台の胸熱青春群像コミック


「洋服を縫ったり刺繍をしたり、手芸は好きなのですが、編み物だけは難しそうだと敬遠していたんです。ところが3年くらい前に、私自身が帯状疱疹ですごくつらい思いをして。マンガも描けないし寝るのさえ苦痛。思い切って編み物に挑戦してみたら、痛みを忘れられるほど集中してしまうことに気づいたんです」

ニットセラピーという言葉もあるくらい、欧米では心身への良い効果が認められているという。


「自分と向き合える時間が持てるのが編み物のいいところ。編んでいるうちにモヤモヤが吹っ切れたり、頭を切り替えられたりするんです。健斗や類だけでなく、コスプレ好きで衣装作りが得意な金子天馬(てんま)やお菓子名人の織武蓮(おりむれん)、先輩たちにもみな悩みを背負ってもらって、手芸を通して変わるきっかけをつかむ。

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