不動産会社の女性経営者が教える! 50~60代夫婦向け「間取り&物件選びのNGポイント」
「子どもが独立して夫婦二人になったから、新たな物件を探したい」という人必見。今回は、"50~60代夫婦が選ばないほうがいい間取り"について、女性に特化した不動産会社を経営する 平出雅美さんに教えてもらいました。プロのアドバイス、ぜひ物件選びのヒントにしてください。
不動産会社の女性経営者が教える! 「50~60代夫婦が選ばないほうがいい間取り」
【女性が知っておくべき「賃貸物件」基本のき】vol.31
――50~60代の夫婦が賃貸物件を探す際、選ばないほうがいい間取りや物件について教えてください!
NG1. 「階段や段差がある、バリアフリーに配慮されていない間取り」
平出さん今は問題ないと思っていても、住んでいて年齢が上がるにつれて足腰の衰えや体力の低下は起こりえますよね。急に足腰が弱くなってバリアフリーの部屋に引っ越したいと思っても、引っ越しにはお金も時間も労力もかかり、事故につながる可能性もあるため、階段の多いメゾネット、ロフトつきの間取り、マンション内にエレベーターのない物件はできれば避けておいたほうがいいです。将来を想像して、室内の段差や手すりの有無、マンション入り口から部屋までの動線、寝室からトイレが近いかどうかについても確認しておきましょう。