くらし情報『しいたけ.さん「時間が動かないところが地元のありがたさであり、窮屈なところ」 読者の悩みに助言』

しいたけ.さん「時間が動かないところが地元のありがたさであり、窮屈なところ」 読者の悩みに助言

「地元に帰りたくない!」や「共同生活が苦手だけれど、結婚できますか」など、読者の“日々の暮らしの悩み”に、作家、占い師のしいたけ.さんが回答します。

地元に帰りたくない!

目次

・地元に帰りたくない!
・共同生活が苦手だけれど、結婚できますか。
・世界情勢が不安で落ち込んでしまいます。
しいたけ.さん「時間が動かないところが地元のありがたさであり、窮屈なところ」 読者の悩みに助言


地元が苦手です。はっきり言って地元の同級生より今の友達の方が大事だし、近所の人が全員緩く繋がっている感じとか独特の価値観も窮屈でイヤ。なるべく帰らないようにしているけど、一人っ子だし、ゆくゆくは実家で暮らすことになるのかな…。考えるだけで憂うつです。

物理的に距離を置くか“茶番”に付き合う感覚で。
これは僕も共感します。地元って、自分が小中学生くらいまでに備えていた性格や特性、友達とのヒエラルキーが永遠に続いている世界です。
幼い頃にぼんやりしてちょっと馬鹿にされていた人が、大人になって多くの部下を率いるリーダーになったとしても、地元に戻れば、“あのぼんやりした子”以外の何者でもないというか。その時間が動かないところが地元のありがたさであり、窮屈なところでもあるんですよね。だから地元の居心地がいい人はぜひ頻繁に帰るといいし、そこにいることのメリットを感じない、むしろ苦痛を感じる人は、帰らない生き方を本気で模索していった方がいいのかなと。

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