猫さまとの生活で活気が…80歳の老夫婦が猫さまを引き取った運命的なきっかけとは
フランス在住のフォトグラファー、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第186回目はタビーのキャラメロ(Caramelo)、改名後はメロ(Melo)さま。
5日間生死の間を彷徨った猫さまの物語
【フレンチ猫さま】vol.186
猫さまの話をもっと聞かせて!
キャラメロ(メロ)さまは2歳の男性猫さま。
<キャラメロさまが語ります>
僕は小さい頃、両親や兄妹とはぐれて、たまたま飼い主の家の軒下に避難しました。ここの家の人たちはとても親切で、重い病気の僕の命を救ってくれました。元気になった今は、自然に囲まれたオーヴェルニュ地方のカントリーハウスに住み、もっぱら外で遊んでいます。
朝起きて朝食にパテ、カリカリ、昨日の残りものを食べて、少しだけ牛乳を飲みます。それから野ネズミを狩りに1日中放浪に出かけます。もちろん他にも小さな動物も狩ります!
夜は必ず自分のベッドで寝ます。暗くなると危険な大きな動物と遭遇するからです。ここは本当に安心できる僕の住処なのです。一緒に住んでいる80歳の老夫婦は、僕が来てから新たな人生が始まったと言っています。<飼い主から見たキャラメロさまとは>
夏、フランスでは多くの人が休暇を過ごす時期です。