くらし情報『教育支援など避難先で暮らしていくためのサポートも。「ユニセフ」の活動とは?』

教育支援など避難先で暮らしていくためのサポートも。「ユニセフ」の活動とは?

意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「ユニセフ」です。

その先も暮らしていけるようにする、大事な教育支援。
教育支援など避難先で暮らしていくためのサポートも。「ユニセフ」の活動とは?


「ユニセフ」(国際連合児童基金)は、子どもたちが公平なチャンスを得られる世界を目指し活動している、国連の機関です。現在、約190の国と地域で活動しており、資金は民間からの寄付と各国政府からの拠出で賄われています。ユニセフというと、飢餓や貧困に苦しむ子どもたちに食糧や医療を届けるというイメージが強いかもしれませんが、活動はそれだけではありません。災害や紛争が起きた地域での緊急支援、人道支援のほかに、教育など、長年そこで暮らしていくために必要なサポートも行っているんですね。

先日、ルーマニアに取材に行ってきたのですが、ルーマニアには、ウクライナから大勢の人が避難してきています。
ウクライナでは、多くの男性は徴兵され国外に出られないので、ほとんどが母子避難。避難先の外国でシングルマザーとして暮らしていかなければならず、言葉や教育の問題が出てきます。ユニセフのルーマニア事務所では、難民の母子が住める寮を運営したり、ルーマニア政府と「マルチ・サービス・センター」

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