現存する日本最古のリゾートホテルで伝統の西洋料理を! 【日光】クラシック建築3選
歴史的な文化財が多く残る日光。徳川幕府から明治維新、西洋化や近代化の歴史が、そのまま保存されていたり、時代に合わせて変化したり。時代の機微を感じてみては?
日光で味わいたいクラシック建築巡り
日光金谷ホテル
現存する日本最古のリゾートホテルで、スペシャルな時間を過ごして。
1873(明治6)年創業。日光東照宮の楽師・金谷善一郎が自宅の一部を、外国人向けの宿として開業したのが始まり。日本の建築美に西洋の家具や備品がとけ込み、古き良き明治時代の趣を残す、現存する日本最古のリゾートホテル。エントランスの回転扉の上にある立派な彫刻は一見の価値あり。ほかにも日光東照宮にある霊獣や彫刻を模して作られたものが館内のあちこちにあしらわれ、館内を巡っているだけで歴史の音が聞こえてくる。
そんなクラシカルなホテルのメインダイニングルームでランチタイムを過ごすのも贅沢。レストランはビジターも予約せずに利用可能。大正時代から歴代の料理長に代々受け継がれてきた一皿「大正コロッケット」をはじめ、長く愛されてきた金谷ホテル伝統の西洋料理が味わえる。伝統を守りながらも、時代に合わせて変化してきた料理は、一流料理人の息遣いとお客様を迎えるおもてなしの気持ちを感じられる。