くらし情報『15分眠れなかったら諦めて寝床から出るべき!? “睡眠のお悩みQ&A”6つ』

15分眠れなかったら諦めて寝床から出るべき!? “睡眠のお悩みQ&A”6つ

睡眠症状ではないかもしれないけれど、気になる睡眠の疑問について読者から募集。不安に思っても、実は悪いことではなかったりする場合も。睡眠に関する専門医である井上雄一先生が答えてくれました。

睡眠のお悩みQ&A

Q. 眠かったのに布団に入るとなぜか目が覚めてしまいます。
15分眠れなかったら諦めて寝床から出るべき!? “睡眠のお悩みQ&A”6つ


A. 眠ろうとして頑張ることを諦めてください。
「“心理的な過覚醒”といって、寝なければと思うと緊張したり不安になったりして、余計に目が冴えることがあります。そういう人は眠ろうとするほど焦ってしまうので、15分眠れなかったら諦めて寝床から出る。リビングなど別の部屋へ行って、肩の凝らない本を読んだりリラックスできる映像などを見て過ごしましょう。
そのうち眠くなったら、寝床に戻ります。そうして眠れると睡眠に自信がついて、寝つきがよくなってきます」

Q. 睡眠不足や寝すぎで頭痛を感じたりするのはなぜですか。
A. 体質的なものが原因です。規則正しい睡眠が改善への道。
「これは“睡眠関連頭痛”といって、夜間後半のレム睡眠から目が覚めたとき、あるいは早朝に頭痛が出るという人はけっこう多いんです。脳の血液循環が影響していると言われることもありますが、かなり体質に左右されます。

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