くらし情報『茶道をめぐる本「お茶」が教えてくれたのは、季節を五感で味わうこと』

2017年2月27日 18:00

茶道をめぐる本「お茶」が教えてくれたのは、季節を五感で味わうこと

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『日日是好日』。

「お茶」とともに季節がめぐり、五感で自然を味わう楽しみを知る。エッセイストの森下典子が「お茶」の歓びをつづった、心にしみる茶道と幸せの本です。

20170227

『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』
著者:森下典子
出版社:新潮社

お茶とは季節を味わうこと。自然に身を任せ時を過ごすこと。和菓子や茶花、掛け軸が今の季節をうつしだす。

著者がお茶を習い始めたのは二十歳のとき。はじめは手順を覚えるだけでもう精一杯。茶道を行儀作法としか思っていなかったのに、毎週欠かさずお稽古に通ううち、五感が研ぎ澄まされていくことに気づきます。

紆余曲折の人生をたどってきたけれど、先生に導かれるまま、ただ黙々とお点前の練習をすれば心はしずまる。自分の心はいつもお茶とともにある。雨を聴き、雪を見る。静けさを感じる。私は今ここにいる……。

著者の人生とお茶が重なりあう瞬間に心を打たれます。茶道入門書でもなければお茶のお稽古のススメでもない本が、お茶の世界への扉を開いてくれます。

自分は今、五感で感じているかと考えずにはいられない。心をしずめたいとき、道に迷ったときに読み返したい一冊です。

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