くらし情報『震災の記憶とあの日からのこと。絵本作家たちが描く絵とエッセイ集』

2019年3月10日 17:30

震災の記憶とあの日からのこと。絵本作家たちが描く絵とエッセイ集

朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『あの日からの或る日の絵とことば』。

荒井良二植田真及川賢治町田尚子、ミロコマチコ、ヨシタケシンスケら子どもの本に携わる32人の作家たちによる東日本大震災をめぐる本、新刊です。2011年3月11日の記憶とそれからの日々を描いた絵と言葉が胸に強く迫ります。

震災の記憶とあの日からのこと。絵本作家たちが描く絵とエッセイ集

『あの日からの或る日の絵とことば』
出版社:創元社

震災の直後、加藤休ミさんはあんぱんと牛乳を買った。当時手伝いをしていた学童に子どもたちの無事を確かめに行った帰りのことでした。「あ〜、あんぱんと牛乳食べたいわ」と声に出して言うほど食べたくて、だけどその夜はもう怖くて一人では過ごせなかった。

震災の夜、猫と暮らす樋口桂絵さんの家には「赤い光」がありました。それは、その日の夕方、実家のお父さんが届けてくれた反射式の灯油ストーブでした。真っ暗な部屋のたったひとつの灯り、「赤々と熱された網目」を樋口さんはひとりじっと見つめていました。

震災のことを考えるたびに弱かった子どもの頃に戻ってしまうという及川賢治さん。

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