くらし情報『生きづらさを感じるときにオススメの一冊『今日はヒョウ柄を着る日』』

2019年4月22日 19:45

生きづらさを感じるときにオススメの一冊『今日はヒョウ柄を着る日』

朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『今日はヒョウ柄を着る日』。

ノンフィクション作家の星野博美のエッセイ集。東京の下町・戸越銀座界隈での日々を独特の感性でつづります。

生きづらさを感じるときにオススメの一冊『今日はヒョウ柄を着る日』

『今日はヒョウ柄を着る日』
著者:星野博美
出版社:岩波書店

下町情緒あふれる商店街に、いつの頃からかヒョウ柄をまとうおばあさんたちが出現していた。「ヒョウ柄」にとらわれるようになった著者は、彼女たちを「ヒョウ柄戸越銀座派」と名付け、日々観察し続ける。

なぜヒョウ柄を選ぶのか。著者はやがてそれは一種の「武装」なのではないかという答えにたどり着く。女性たちはヒョウ柄を身にまといつつ「さあ、今日も生きるぞ」と戦闘態勢に入るスイッチをいれる。都会の片隅でタフに果敢に生き抜いていくために——。

たしかに、おばあさんたちのヒョウ柄は、都会暮らしの生きづらさを映すものなのかもしれません。だけど、気合を入れたおばあさんたちは、なんだかかっこいい。今日という日を乗り越えるためにヒョウ柄を着て、堂々と商店街を闊歩する姿が目に浮かびます。

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