くらし情報『古い家で優しい暮らし。能町みね子の自叙伝風小説『お家賃ですけど』』

2019年9月20日 18:10

古い家で優しい暮らし。能町みね子の自叙伝風小説『お家賃ですけど』

朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。

能町みね子さんが二十代の頃の暮らしを日記をもとに描いた自叙伝風小説。東京・牛込を舞台に、昭和の下宿風アパートでの心温まる生活をつづります。

古い家で優しい暮らし。能町みね子の自叙伝風小説『お家賃ですけど』

『お家賃ですけど』
著者:能町みね子
出版社:文藝春秋

能町みね子 さんは古いものが大好き。住む家も例外ではありません。ある日、不動産屋さんで「築四十年、家賃四万円、風呂ナシ、個別トイレ有、和室六帖にキッチン三帖弱」という物件を見つけ、一目で気に入ります。

古い下宿風アパートの大家さんは加寿子さん。推定年齢八十歳くらいです。この家を「加寿子荘」と名付けた能町さん、昭和レトロな雰囲気たっぷりの暮らしがはじまりました。

加寿子荘での日々はのんびりと優しくて。「北向きの窓から入るやわらかい光を浴びながら畳に寝ころがるのは無上の幸せ」そんな言葉に大好きな家に住む喜びがあふれます。それでも著者はたった一年でこの家を出ることになって……。

一年と九か月後に能町さんはこの家に戻ってきます。その間にいろいろなことが起こるのですが、再び著者が加寿子荘の暮らしをしみじみと味わい、街にゆっくりとなじんでいくようすに心が和みます。

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