くらし情報『美しく恐ろしい。名画に秘められたドラマに戦慄する一冊『運命の絵』』

2020年1月9日 18:40

美しく恐ろしい。名画に秘められたドラマに戦慄する一冊『運命の絵』

朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『運命の絵』。

絵画エッセイで人気の中野京子が「運命」をテーマに名画を読み解く一冊。ムンク、モロー、ルノワールらの作品に秘められた人間ドラマとは?

美しく恐ろしい。名画に秘められたドラマに戦慄する一冊『運命の絵』

『運命の絵』
著者:中野京子
出版社:文藝春秋

一秒前でも後でもない。その一瞬を境に運命が変わってしまう。許されぬ恋に落ちた恋人たちが描かれた『パオロとフランチェスカ』。甘いキスに陶酔する美しい恋人たちの後ろには、不吉な一人の男が。幸せの絶頂にいる恋人たちを待っているのは死——。

恋の悲劇、運命の悪女、歴史を変えた瞬間、戦いの決定的なシーン、神話のエピソード。本書では、名画に秘められた人間ドラマを、著者は画家の運命とも重ね合わせながら、くわしく読み解いていきます。一枚の絵が画家の人生に大きな影響を及ぼした絵も紹介しています。

イタリアの大噴火を描く『ポンペイ最後の日』や決死の覚悟で故国を離れる夫婦を描いた『イギリスの見納め』に強く魅かれながら、遠い昔に描かれた絵のなかの人物ひとりひとりの運命を思います。

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