くらし情報『せきしろ×又吉直樹『蕎麦湯が来ない』何気ない日常が胸に迫る一冊』

2020年3月20日 18:30

せきしろ×又吉直樹『蕎麦湯が来ない』何気ない日常が胸に迫る一冊

朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『蕎麦湯が来ない』。

「写真にうつらない月を仰ぐ」(又吉直樹)
「誰もいない時計店で動いている針」(せきしろ)

異才・せきしろと又吉直樹が詠む自由律俳句集、シリーズ第三弾です。心に響く404句と散文50篇を収録しています。自由な韻律で詠む俳句の世界をどうぞ。この春の私のイチオシ本、新刊です。

せきしろ×又吉直樹『蕎麦湯が来ない』何気ない日常が胸に迫る一冊

『蕎麦湯が来ない』
著者:せきしろ/又吉直樹
出版社:マガジンハウス

ふたりの句を追いかけていたら、心に風が吹き抜けた。原っぱのまんなかにいるみたいに気持ちいい。

「ふぅふぅが口笛になった」(又吉直樹)
「そうだふりかけがある」(せきしろ)
「晴天だが雲も描いた」(又吉直樹)
「おかしいな誰もいない」(せきしろ)

日常の何気ない風景や出来事に、著者が一瞬心を奪われる。そんなふとした瞬間の無防備な表情がそのまま短い言葉になったかのようです。

「カツ丼喰える程度の憂鬱」(又吉直樹)
「憂鬱を切り裂く保育園児の散歩」

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