くらし情報『幻の鉢植え文化の世界。草木を愛した江戸の人々の美意識を伝える一冊』

2020年4月29日 18:00

幻の鉢植え文化の世界。草木を愛した江戸の人々の美意識を伝える一冊

朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『江戸奇品解題』。

江戸時代半ばに生まれた幻の鉢植え文化を案内する一冊。草木を愛し共に暮らした江戸の人々に想いを馳せてお届けします。

幻の鉢植え文化の世界。草木を愛した江戸の人々の美意識を伝える一冊

『江戸奇品解題』
著者:浜崎大
出版社:幻冬舎ルネッサンス

江戸時代に「奇品」と呼ばれる鉢植え文化が花開きました。「奇品」とは「変わり物」という意味で、「江戸時代に作られた鉢植えの中でも、明治以降ほとんど見ることのできない斑入りや葉変わりの植物」のこと。奇品家たちは人工的な交配などは一切せず、自然に変異した植物の葉に美を見出し奇品として大切に育てたのだそうです。

斑入りや葉変わりの植物をあるがまま、自然のままに「人為を超えたところから生まれた無心無作の美」として高く評価するのが奇品の美意識です。本書では、鉢植えの歴史、奇品の誕生と発展を詳しくたどり、日本独特といわれる美の世界を読み解きます。

奇品好きの人たちの同好会まであったそうです。みんなが熱心に語り合ったり植物を愛でたりする。

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