東京国立博物館で思いっきり春を満喫!「博物館でお花見を」開催
東京国立博物館(東京・上野公園)では、2017年3月14日(火)~4月9日(日)まで桜にちなんだ名品を展示し、さまざまなイベントも開催する春の恒例企画『博物館でお花見を』が実施されます。展示室では名品に咲く桜、自慢の庭園では約10種類の桜が花を咲かせます。この記事では、編集部おすすめのイベントをピックアップしてご紹介します!
歴史にふれて、花をめでて。春だけの特別なトーハク
●「源氏物語図屏風(若菜上)」
伝土佐光則 筆江戸時代・17世紀個人蔵本館7室で3月22日(水)から展示
猫が開けた御簾(みす)の隙間から、柏木が女三宮を目撃。満開の桜が恋の始まりを祝福しています。
●「山海愛度図会・花をごらんあそばしたい
歌川国芳 筆江戸時代・嘉永5年(1852)本館10室で3月22日(水)から展示
さまざまな花の意匠で身を飾った、彼女自身が花のよう。桜のようにも見える金色の髪飾りが特徴です。
●春の庭園開放
当館自慢の庭園を期間限定で開放されます。2017年は特別に、例年より長く実施します。展示室で桜の作品を見たあとは、庭園でゆったりとお花見を楽しめます。また、特別展「茶の湯」の開幕に合わせて、4月11日(火)