2020年8月12日 21:00
後悔先に立たず! 豪雨などの自然災害は火災保険じゃダメって本当?
また、地震に対する補償は火災保険に上乗せする地震保険でカバーします。地震保険は原則単独では加入できないため、火災保険と合わせて加入します。なお、補償期間の途中からの追加も可能です。
賃貸の場合
賃貸物件の火災保険は、火災等の事故が発生した際に大家さんへ賠償金を支払うための借家賠償保険(借家人賠償責任保険等の名称も)の意味合いが強く、入居や更新時の手続き時に加入されるため、内容までは把握していないケースが少なくありません。
実際には借家賠償保険に家財(家具、電化製品、衣服等)の火災保険がセットされているものが、賃貸の火災保険としては多く、この家財の補償範囲が、上記の持ち家と同じように保険ごとに決められています。火災、落雷、破裂、爆発、風災、雹災、雪災盗難、水濡れ、水災、汚破損、地震のどの災害を対象としているか確認をしましょう。なお、建物についての火災保険は大家さんや管理会社が加入しているため、賃貸物件を借りる方が入ることはほぼありません。
無駄なく適切に加入するポイント
火災保険は物件の購入や賃貸の手続きと同時に行うケースが多く、細かく内容を確認して加入されていない方が多い印象があります。