くらし情報『身近に感じたジェンダーの問題。幼稚園で「男の子みたい」と指摘された娘は…』

2021年7月29日 12:30

身近に感じたジェンダーの問題。幼稚園で「男の子みたい」と指摘された娘は…

マイペースで周りからの評価は気にしないタイプの長女とは違い、周りからよく見られたい、浮きたくないという気持ちが強い次女は、「変」という言葉に傷つき、一人称を「あたし」に戻したほうが良いのか悩んでいました。

いまいち響かなかった私の言葉

「女の子なのに『ぼく』っていうのおかしいのかな」と悩む次女を、私は「おかしくない」「男だから、女だからなんてないよ」と精一杯励ましましたが、クラスメイトから言われた「変なの」という言葉を払拭するには至りません。

確かに「ぼく」を使う女の子は少数派で、いわゆる「普通」として扱われないことは私も十分わかっていました。私がどんなに「それでいい」と言っても次女にとっての世間、つまり幼稚園の仲間が良しとしてくれなければ、次女にとって意味がないのです。


娘を励ましたクラスメイトの言葉

結局、翌日も元気がないまま幼稚園に向かった次女でしたが、帰ってくると前日とは打って変わってニコニコ笑顔でした。聞くと、昨日と同じことを言われたけど、その直後クラスメイトの男の子が、「次女ちゃんは『ぼく』でもかわいいから、どっちでもいいんだよ!」

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