くらし情報『「ごめんなさい。陽性でした」夫が感染!親子で濃厚接触者に。「孤育て」14日間のリアル<孤育て取材>』

2021年10月26日 10:30

「ごめんなさい。陽性でした」夫が感染!親子で濃厚接触者に。「孤育て」14日間のリアル<孤育て取材>

 

「公園行きたい」とせがむも現実を受け止める子どもたち

夫は一旦解熱したものの、39.5度まで熱が上がり、日に日に食欲も低下。夫の体が心配だったが、顔を見るのは食事を届ける時くらい。子どもたちはパパに会いたがったが、扉越しに会話をするだけに留めた。

テレビの向こうの世界は、東京オリンピックで盛り上がっていた。窓の向こうからは、真夏の太陽が照りつけた。こんなに晴れた夏休みなのに、こんなに元気なのに外で遊べないなんて……。

子どもたちは「公園行きたい!」とせがんだが、「コロナになっているかもしれないから、やめておこうね」と諭すと、意外にもすんなり聞き入れてくれた。

小さな心で、理不尽な現実を精一杯受け止めているようだった。
誰にも会えないことを理解し、祖父母が玄関前に届けてくれたお菓子に大喜びした。 

兄妹げんかは気が済むまで!イライラしたらママはトイレへ

感染しているかもしれないという懸念から、ベランダでのプールもシャボン玉も控えた。有り余る時間と体力をどう消費すればいいかが問題だった。

「ごめんなさい。陽性でした」夫が感染!親子で濃厚接触者に。「孤育て」14日間のリアル<孤育て取材>


※イメージ写真

日中はDVDを見たり、以前使っていたおもちゃを引っ張り出して遊んだり、知育菓子を作ったりして過ごしたが、やはり兄妹げんかは多発した。

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