2021年10月26日 10:30
「ごめんなさい。陽性でした」夫が感染!親子で濃厚接触者に。「孤育て」14日間のリアル<孤育て取材>
それからは、子どもも音に注意を払うようになり、自分からクッションの上でジャンプするようになった。缶詰状態の上に、室内での動きも制限される日々。体力が余り、就寝が1時や2時になることも増えていった。
全員陰性に!子どもを感染から守り切った達成感
その後、夫は無事に回復し、後遺症を抱えながらも仕事に復帰した。そしてママと子どもたちのPCR検査の結果は陰性だった。
「私、頑張った!子どもたちを守り切れた!って思いました。初めて自分で自分を褒めてあげたくなりました。学校や幼稚園が始まって、お友だちと会えてうれしそうなわが子を見ると、ほっとします」としょう子さんは晴れやかに話す。
そして、夫の自宅療養期間中の「孤育て」を子どもたちに助けられたとも感じている。もし夫と2人暮らしだったら。夫の感染でかなり落ち込んでいたかもしれない。子どもの世話は大変だったけれど、子どもの明るさに救われた場面も多かった。
「今まで以上に、家族の大切さを感じています」
秋になり、家族4人で海までドライブした。冷たい海水に足だけちゃぷちゃぷして遊んだ。