くらし情報『不法で“アメリカへの壁”を越える前に。メキシコで始まる「密入国疑似体験ツアー」の存在意義』

2017年2月3日 12:19

不法で“アメリカへの壁”を越える前に。メキシコで始まる「密入国疑似体験ツアー」の存在意義

“街中にギャングがあふれている。その多くは不法移民だ”
(引用元:NEWS24)

以前、トランプ大統領はこう言い放った。そう、アメリカが抱える大きな社会問題のひとつがメキシコからの密入国だ。国境警備の強化により、密入国者の数は一昔前に比べて劇的に減っているというが、それでも未だに年間30万人以上がアメリカとメキシコの国境で摘発されている。(参照元:AZCENTRAL)2017年1月25日にトランプ大統領は選挙戦の公約に掲げていた「メキシコ国境での壁建設」を実現させるための大統領令に署名した。不法移民・麻薬・犯罪者を締め出すためにメキシコ国境に建設されるという巨大な壁、その名も「グレートトランプウォール」。MITによると、この壁は約4兆5800億円(400億ドル)をもかけて建設するそうだ。米国土安全保障省のケリー長官は2月2日、FOXニュースのインタビューで、メキシコ国境沿いに建設する壁について2年以内の完成を目指していることを明らかにした。
(参照元:REUTERS)そんな巨大な壁が築かれようとしているメキシコに、密入国を疑似体験できるテーマパークが存在する。その理由は一体なんなのだろうか。

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