くらし情報『ニャんてこった。猫の手を借りて「平等な社会」を勝ち取るアーティスト。』

2017年6月2日 13:43

ニャんてこった。猫の手を借りて「平等な社会」を勝ち取るアーティスト。

「猫は英語で何と言いますか」と聞かれたら「cat」と答えるだろうか?「cat」以外にも、子猫を意味する「kitten」、猫科の動物を意味する「feline」、猫ちゃんというようなニュアンスの「pussy」など「猫を表す言葉」はたくさんあるのだ。

Photo by HOMOCATS
スクリーンプリント「Free Butt Sex!(アナルセックスに自由を!)」 Image by HOMOCATS
「HOMOCATS」(ホモキャッツ)は、ニューヨークのブルックリンを拠点に活動するアーティストのJ.モリソンのビジュアルアートプロジェクト。同プロジェクトはホモフォビア*1等のあらゆるフォビア(嫌悪)と闘って平等を求め、社会の規範やステレオタイプに挑戦する目的を持つが、なぜ「猫のモチーフ」を多用しているのか理由を尋ねてみた。 彼は猫の独立性、頭の良さ、ユニークな感性が大好きで、一般的に“女性的”だとされている猫と、ゲイの男性が“女性的”であるというステレオタイプの類似性を組み合わせたら面白いと考えたのだという。そして、彼にとってHOMOCATSは「現代アメリカの抱える難問」を表したものなのだそうだ。


(*1)同性愛者などセクシュアルマイノリティに対する嫌悪
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スクリーンプリント「We are tired of homophobia(もうホモフォビアはたくさん)」

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