くらし情報『元証券マンが愛犬と一緒に過ごしたくてオープンさせた、動物愛護もミートフリーも押し付けないベジタリアンカフェ』

2018年6月22日 07:45

元証券マンが愛犬と一緒に過ごしたくてオープンさせた、動物愛護もミートフリーも押し付けないベジタリアンカフェ

動物の命を大切にしたい。そう思ってベジタリアンやヴィーガンの道を選ぶ人は少なくない。だがそこに至る道は人それぞれ異なる。証券マンとして世界中を飛び回っていたフランス人のジョナサン・ベルギッグは、殺処分される予定だった愛犬との出会いから、肉を食べることを止め、仕事も辞めて、外苑前にカフェレストラン「CITRON(シトロン)」を開いた。しかし、ベジタリアンのお店であることは大々的には謳っていない。「強制することはしたくないんだ」というジョナサンに、肩肘を張らず自然体なベジタリアンライフと、お店に込めた想いを聞いた。

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パスタもタルトやキッシュの生地もドレッシングもすべて自家製で、毎日店舗のキッチンで作っている。保存料も使わず、冷凍保存もしないため、作るのに手間がかかり、賞味期限も長くはない。
だが、オープン当初こそ生産量を調整するのが難しかったものの、今では商品が余って廃棄することもほとんどなくなったという。「売り切れって悪いことではないですよね。もちろん、買ってもらいそびれる、いわゆる機会損失はあると思いますが、それでもいっぱい作っていっぱい廃棄するよりはハッピーです!」とジョナサンは笑顔で語る。

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