くらし情報『「使い終わったら捨てる。それ正しい?」プラスチックごみからサングラスを作るメーカーw.r. yuma|世界のGOOD COMPANY #003』

2018年8月6日 06:42

「使い終わったら捨てる。それ正しい?」プラスチックごみからサングラスを作るメーカーw.r. yuma|世界のGOOD COMPANY #003

「3千億キロ」という数字を聞いて、一体何のことを指しているのか、あなたはピンとくるだろうか。正解は2つ。1つ目は、地球に住むすべての人間の体重の総合計で、2つ目は、1年間に世界中で生産されるプラスチックの総重量だ。前者が76億人ともいわれる、年々増え続ける人口を全部ひっくるめた数字なのに対して、後者はたった1年間のあいだ、しかもその大半がゴミとなる物質の生産量。両者が同じということに、異常さを感じないだろうか。大量廃棄されたプラスチックは、自然に分解されたり消滅することなく、やがて海へと流れ着く。このままいけば2050年には、海に漂うプラスチックゴミが、海に住む魚たちの重量を上回るという研究結果も出ている。今からたった30年後の未来だ。
今回は、この現状を変えようと立ち上がったベルギーのサングラスメーカー「w.r.yuma(ウィー・アー・ユマ)」を、世界の社会派な企業を紹介していく新シリーズ「世界のGOOD COMPANY」で紹介しよう。米アリゾナ州「ユマ」市という、世界一日照量が多い地にちなみ名付けられたスタートアップが、暗雲ただよう未来にどのような明るい光を差してくれるのかに注目だ。

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“無駄やゴミを出さない”ポリシーの徹底は、これだけに留まらない。

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