くらし情報『視覚的からのショックがやわらいだ、柳川での一日【熊本大地震ルポ #13】』

2016年5月18日 21:45

視覚的からのショックがやわらいだ、柳川での一日【熊本大地震ルポ #13】

視覚的からのショックがやわらいだ、柳川での一日【熊本大地震ルポ #13】

4月20日(水)

昨日の長時間にわたる緊張作業のせいか、頭痛、肩こりがひどい。「今日はゆっくりしよう」というのがJと私の共通意見だった。もう、泥のように眠りこけたい。当然Jもそうだろうと思ったが、違った。

Jの「ゆっくりする」の認識は、「地震以外のことを楽しみたい」だった。柳川(福岡県)へ行って鰻を食べたいという。

「ええー、寝ていようよ。Jも、昨日、力仕事をして疲れてるでしょ。それにお母さんを残していくのも心配だし」と私。疲れているのもあったが、熊本を離れる不安も大きかったのだ。

「お母さんも誘って行こうよ。みんな、地震を少し忘れたほうがいいって」とJ。母を誘ってみたが、やはり母も「家を離れたくない」と行きたがらなかった。

でも確かに、少し気分を変えたい。ふたりで柳川に行くことにした。

道中、やはり熊本が気になって、たびたびiPhoneで地震速報をチェックした。いまこの瞬間にも3度目の揺れがきているかもしれないと気が気ではなかったのだ。

しかし、柳川の到着した途端、その気分は見事に変わった。北原白秋の生地として、また水郷のまちとして有名なこの地は平和そのもので、ゆったりと流れる水路、風に揺られる柳の緑に心から癒やされた。

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