くらし情報『生きにくい時代。それでも現実から目は背けない【ヴァンサン・ランドン氏インタビュー】』

2016年8月22日 19:45

生きにくい時代。それでも現実から目は背けない【ヴァンサン・ランドン氏インタビュー】

目次

・悲劇は目の届かないところにこそ潜んでいる
・映画によって希望を与えたい
・世界は困難に満ちている。でも人生が好きだ
生きにくい時代。それでも現実から目は背けない【ヴァンサン・ランドン氏インタビュー】


シリアスな社会派の映画にも関わらず、フランスで100万人の観客動員を記録し、2015年に異例の大ヒットとなったある話題作がいよいよ日本でも公開される。

その作品とは、現代の闇を描き出した映画『ティエリー・トグルドーの憂鬱』。

長年勤めていた会社から集団解雇されたある男が、ようやく就いた職場で社会の掟と人間の尊厳に直面し、その狭間で揺れ動く姿が大きな反響を巻き起こした。

なかでも、多くの賛辞を集めたのは、主演を務めたフランスの名優ヴァンサン・ランドン。カンヌ国際映画祭で最優秀主演男優賞を獲得するなど、圧巻の演技で観客を魅了した彼に映画の本質や仕事に対する思いを語ってもらった。

悲劇は目の届かないところにこそ潜んでいる

「映画というものは、人々の意識を呼び覚ますもっとも素晴らしい手段だと思っています。なぜなら、いま世界で起こっていることを証言して、少しでも世の中をよくすることができるから。私はアーティストとしても、こういう映画を通して政治活動をしているんです」

ギャラのほとんどを制作に注ぎこんでこの作品の映画化を実現させたというヴァンサン氏の思い入れは強いが、ステファヌ・ブリゼ監督も同じく、普段光の当たらない人を描くことで、ひとりの男の人間性や社会の暴力を映し出したかったという。

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