コース料理を手づかみで。五感で味わう本当においしいお店 #恵比寿

2017年4月21日 20:45
 



子どもの頃、レストランに行くことはスペシャルなイベントでした。いつもよりオシャレをして、胸を躍らせながら出かけたものです。あの頃のワクワクする気持ちを、恵比寿にオープンしたあるレストランが、思い出させてくれました。

レストランの本当の楽しさがここにはある

nao_motohashi.jpg


そのお店は、2017年3月にオープンしたばかりのアメリカンキュイジーヌ「 restaurant JULIA 」。アメリカの伝統的なレストランスタイルを継承しつつ、独創的でフォトジェニックな創作料理とワインを楽しめる、モダンアメリカンレストランです。

一般的に、アメリカンといえばハンバーガーやパンケーキなど、カジュアルでボリューミーなフードのイメージが強く、本格レストランといえば、思い出されるのはステーキハウスくらいではないでしょうか。

実際のアメリカでは、「特別な時間を過ごすために訪れるレストラン」という存在が、それはそれは数多くあります。お客様はレストランに敬意をはらい、お洒落をして出向く。お店側は、そのお客様に感謝の心を込めて、食事だけでなく、特別な時間を提供する。日本ではめっきり少なくなってしまったこの風景が、アメリカにはあるのです。

「そんなスペシャルなひとときを提供できるレストランを、日本で開きたい」と、オーナーでソムリエの本橋健一郎さんは、恵比寿でアメリカンキュイジーヌをオープンすることに決めました。

レストランは空間全体を味わう場所

kyakuseki.jpg


本橋さんの想いは、お店に入った瞬間、伝わってきます。

なんと、客席の全12席すべて、ひとつの大きなテーブルを囲うようにセッティングされているのです。

「ここに来るお客様は、レストランというエンターテインメントを楽しみにいらっしゃいます。レストラン全体の雰囲気を味わうと考えたとき、個室や仕切りは要らないと思ったんです」と、本橋さん。

事実、最初はまったくの他人だったお客様同士が、気がついたら仲良くおしゃべりしている光景は、日常茶飯事だとか。同じお店に魅力を感じた者同士、シンパシーを感じるのかもしれません。

料理もワインもお任せがベスト

somurie.jpg


お料理は基本的に、シェフのOMAKASEコースのみ。(全10品 7,000円 毎月内容が変わる)

わたしは、コースの料理に合わせてソムリエがワインを選んでくれる、ワインペアリング(5,000円この日は全7種提供)もあわせてオーダーしました。

まずは、さわやかでフルーティーなカリフォルニアのスパークリングワイン、「ラック アンド リドル ブラン ドゥ ブラン NV」からスタート。

dashi_soup.jpg


最初に出てきたのは、食前酒......ではなく、ダシ!

マッシュルームの温かいだしスープが、軽やかにワイングラスへと注がれ、口に運ぶのにちょうどいい温度になります。カラダが温まり、リラックスして楽しく食事をするための準備になります。

コース料理なのに、手づかみ!?

tamanegi_pudding.jpg


次に新玉ねぎのプリン。そして、サラダ。野菜を花束のようにアレンジメントした、フォトジェニックなひと皿です。国産ブラッドオレンジのドレッシングにつけたら、手で思いきりほおばります。

korone_castlerock.jpg


その後に、チキンレバーペーストのコロネが。なかにチョコレートも入っています。

口にするまで味の想像がつきませんでしたが、ひと口食べて感激。チョコレートの甘さが、レバーペーストのコクをより一層引き立てています。赤の「2014 キャッスル・ロック モントレー・カウンティ ピノ・ノワール」とともに。

ここで気づいたことが。

その後に出てくる、バーベキューポークとリンゴのサンドイッチまで、新玉ねぎのプリン以外はずっと手づかみでいただいています。

これにもこだわりがあるそうで、「ひとつは、食材の手触りや温度に触れることで、より味わいを深めていただきたいから。もうひとつは、ナイフやフォークを使いだすと、ワインを飲みたいときに、一度手もとを気にしないといけなくなり、おしゃべりの中断になることもあるからです」と、シェフのnaoさん。

レストランで過ごす時間を少しでも楽しんでもらいたい、という想いから生まれた発想だそうです。

エスプレッソコーヒーソースがフォアグラを新しい味にする

foiegra.jpg


続けて、フォアグラのソテー。

フォアグラはそのままでもじゅうぶん美味しいのですが、付け添えのエスプレッソコーヒーソースに絡めると、その味はまさに、未知との遭遇! コーヒー独特の苦味が、フォアグラの旨みを再確認させてくれます。「オー・ジー・ヴィー オールド・ヴァイン・ジンファンデル」が、美味しさの変化をより楽しませてくれました。

steak.jpg


メインには、黒毛和牛ステーキ、そしてヒラメの炭火焼と白魚のフリット。これらはさすがに手づかみとはいきませんが、ワインとの相性がよく、ついつい飲みすぎてしまいました。

silkwood.jpg


黒毛和牛には「シルクウッド レッド・デュエット」、ヒラメには「バリック シャルドネ ソノマ・コースト」が提供されました。

デザートももちろんフォトジェニック

karubonara.jpg


タイ米のような形のパスタ、リゾーニを使ったカルボナーラを味わい、最後にエディブルフラワーが美しいステックアイスクリームでフィニッシュ。苺が入ったクリームチーズアイスと聞いたときは濃厚なのかと思いましたが、食感はシャーベットのようで、まろやかな甘さ。ベストなシメのデザートです。

ice1.jpg


正確には、スパークリングワインでシメシャンしましたが。(笑)

駆け足で紹介したコース料理。本当は全部ていねいに説明したいくらい、美味しく、そして楽しかったです。これだけエンターテインメントなお料理とワインを楽しめるお店は、探して簡単には見つからないので、しばらく趣味のひとつになりそうです。

restaurant J U L I A
電話番号: 03-6412-7490

住所:東京都渋谷区恵比寿南1-18-9 タイムゾーンヒルトップビル1F ハーベスト内

Facebook

新着くらしまとめ
もっと見る
子どもの教育アンケート
もっと見る
ピックアップ
現在の賛同数:
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2017 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.