2011年5月11日 21:42
吉永小百合、訪問したばかりの被災地・名取への舞台挨拶中継で思いを吐露
吉岡さんは、“ブッダ”という存在の大きさにやや弱気。「こんな僕にブッダができるのかと、いまでも恐れ多い気持ちです。先ほども、裏で控えていたらスタッフと間違えられまして…」と苦笑交じりで明かすと、会場は笑いに包まれた。
監督は、今年の4月まで絵コンテを描くなど実質6年かかって映画を完成させたと明かし「やっと終わったという感じ」とホッとした様子。本作は3部作を予定しており「体力が…」と少し不安そうな表情も。とはいえ、出来上がった作品については「ブッダを中心に生きる人々を描いた命のドラマ。観終わったらお釈迦さまとの距離が近くなったと感じてもらえると思います」と自信をのぞかせた。
最後に再びマイクを握った吉永さんは「私は、子供の頃から映画に励まされ、感動して生きてきました。
スポーツや音楽と共に映画が傷ついた方々のお心を癒すことができたらと切に願っております」と改めてその想いを語り、会場は温かい拍手に包まれた。
『手塚治虫のブッダ−赤い砂漠よ!美しく−』は5月28日(土)より全国にて公開。
■関連作品:
手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく 2011年5月28日より全国にて公開
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