2011年7月15日 16:03
【ハリポタ 特別インタビュー4】プロデューサーがいまだから明かす苦労と成功の秘密
大人が読むと自分が子供の頃に読んだ本を思い出すし、子供は単純に楽しむことができますよね。設定も、学校が舞台になっている。誰でも学校に行くし、ハリーやハーマイオニーのようなクラスメイトがいたかもしれない。非常に親しみやすく共感できるのだと思います。映画を観るもうひとつの楽しみは、ダニエルとルパートとエマが、観ている方と一緒に成長していったということ。そうやって親しみやすいものになっていったと思います」。
ではプロデューサーとして、いまだから明かせる苦労やシリーズの危機は?
「特に壁にぶち当たったということはなかったですね。いつも楽しみにしていましたよ。
ただ当初、本のシリーズが成功する前に色々な話がありました。例えば、舞台はアメリカにしようかとか、ハリーの役をアメリカ人の男の子にしようかという話もあったのですが、それらは却下になりました。私自身、失敗してしまうかもしれないと怯えることはなくて…もちろん、どんな映画を作るにあたっても、一抹の不安というのはありますが…。特に(原作の)ファンの人が喜んでくれるのかという不安はありましたが、私たちが一番のコアファンであり、自分が自分に対して最も厳しいので、私たちが満足すれば、きっとそれはうまくいくだろうと信じていました。