2011年9月13日 19:03
篠原涼子インタビュー 弱さを全力で体現、凛々しくも守ってあげたい女性像
(Photo:cinemacafe.net)
映画やドラマのシリーズものは数多あるが、作を重ねるごとに素敵になっていくヒロインなんて、どれだけいただろう?篠原涼子は『アンフェア the answer』でそんな否定的な思い込みを覆す。2006年放映のドラマ「アンフェア」、間にスペシャルドラマを挟んで映画版『アンフェア the movie』が公開されてから4年あまりが過ぎ、再びスクリーンに戻ってきた刑事・雪平夏見は、より美しく、より複雑な女性となっていた。
トレンドマークのロングコートが、不安を払拭させた
4年ぶりに雪平を演じてみて、どんな心境だったのだろうか。
「やる気満々で撮影に挑みました。とても楽しみにしていたので。雪平は本当に好きなキャラクターだし、ずっとみんなで作り上げてきた作品が第2弾として映画化されるのはすごく嬉しかったんです」。
彼女にとって何度も演じてきた当たり役だが、それゆえのプレッシャーもあるという。
「やっぱり4年間というブランクが空いていましたから。
作り手側の私たちよりも、見ているお客様たちの方が『アンフェア』のイメージを作ってたり、雪平夏見像をしっかりと持っているんです。