2011年9月26日 22:37
『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』原作者・葉田甲太×峯田和伸 ガチ対談!
(Photo:cinemacafe.net)
「僕たちは世界を変えることができない」。一見、ネガティブに思えるこの言葉で結びつけられた2人の男が初めて顔を合わせた。「銀杏BOYZ」のボーカル峯田和伸と、医学生時代にふとした思いつきからカンボジアに学校を建設し、向井理の初主演映画の原作となる本を執筆した葉田甲太。確かに世界を変えることはできないかもしれない。だが彼らは、確実に人の心を動かし、いや心だけでなく実際に人を動かし、自らの思いを“形”に残している。年齢も歩んできた道も違うが、隠すことなく自らをさらけ出して生きているところに共通点がある。そんな2人が互いの思い、自らの活動や表現、生き方についてガチンコで熱く語り合った。
「世界を変えることはできない」という言葉に込めた思い
元々、「僕たちは世界を変えることができない」というのは「銀杏BOYZ」の楽曲およびメンバーの活動を追ったドキュメンタリーDVDのタイトル。
中学時代から峯田さんの大ファンであった葉田さんが自らの活動を綴った本の題名として借用したのだ。
――そもそも、峯田さんはどのような思いでわざわざこんなネガティブなタイトルを?
峯田:実は僕自身、あまり分かってなくて(笑)