くらし情報『役所広司「魂安らかになれば」 五十六の故郷・長岡“冬花火”に感激』

役所広司「魂安らかになれば」 五十六の故郷・長岡“冬花火”に感激

という総勢20人が登壇し、思い思いに本作に込めたメッセージを客席に伝えていた。

「新聞記者という新しい目線で、当時のことを見ていただけると思う」と語る玉木さんは劇中、五十六から“次の日本”を担うという役どころで「いま、日本に生きているすべての人が今後を担う存在。いま伝えなければいけないメッセージが詰まった作品なので、ぜひ広めてほしい」と熱弁。「将来の日本のために、何ができるのか映画を通して考えていただければ。あえて言います、構えて観てください」(柳葉さん)、「過去を知り、風化させないことにこの映画の意味がある」(阿部さん)、「いまこそ歴史をふり返るときが来た」(吉田さん)とアピールしていた。

一方、五十六の妻を演じる原田さんは「軍人の妻として、本当の気持ちは言葉にできなかったはず。戦争は勝っても負けても幸せにはなれない。そんな気持ちを込めた作品」。
宮本さんは五十六の姉を演じ「戦争はいやだと言えずに働く五十六の姿を、肉親として誇りに思い、見守った」と演じる上での心情を吐露。女性の目線からも描かれた本作の“夫婦愛”“姉弟愛”を訴えた。最後に、役所さんは「当時、日本を守るために戦った人たちが思い描いた心豊かな日本。

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