くらし情報『【カンヌレポート】ロバート・パティンソン、ホテルにこもりきりの撮影裏話明かす』

2012年5月28日 12:29

【カンヌレポート】ロバート・パティンソン、ホテルにこもりきりの撮影裏話明かす

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


デヴィッド・クローネンバーグ監督作品『COSMOPOLIS』(原題)に主演したロバート・パティンソンがカンヌに登場し、レッドカーペット前にファンが殺到。その大人気ぶりをカンヌでも証明した。

原作はポストモダン作家ドン・デリーロの小説「コズモポリス」。近未来のニューヨークで金融界の寵児となったエリック(ロバート・パティンソン)の危険な1日を通して、資本主義社会の破綻を描き出す。

映画の大半は、豪華なリムジンの中での、エリックと訪問者たちの会話やセックスで占められており、役作りに関して聞かれたロバートは「2週間、ホテルにこもりきりになっていたけれど、頭を抱えてしまった。それで監督のところに相談に行ったんだけれど『自分の思うようにやってごらん』としか言ってくれなかったよ」と、難役だったことを明かした。

クローネンバーグ監督は「デリーロの文章は美しい。私はグランドキャニオンの広大な風景より、美しい言葉を話す人間の表情を捉えることの方が好きなんだ。
人間の表情こそが映画の醍醐味だと思っている」と持論を語った。同席した原作者のデリーロは「私は脚本を書いてはいないよ。

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