くらし情報『【インタビュー】広末涼子 抑えた感情の中から魅せる“日本の美”』

2014年9月19日 17:28

【インタビュー】広末涼子 抑えた感情の中から魅せる“日本の美”

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


号泣する準備は出来ていた。

この作品が現代劇であれば間違いなく泣いていただろうし、涙は美しく物語を彩り、彼女の評価を一層高めたかもしれない。だが、映画『柘榴坂の仇討』で広末涼子に与えられた役は、本懐を遂げることを文字通り、唯一の生きる目的とした男を献身的に支える武家の妻であり、演じながらどんなに心の内で感情が高ぶっても、涙を見せることは許されなかった。

若松節朗監督からはいつも『泣くのは最後までとっておきなさい』と言われてました(苦笑)」。

感情を抑えて、抑えて、抑えつけることにより、スクリーンから伝わってくるものが確実にある。映画では初めてとなる時代劇は、広末涼子をまたひとつ、新しいステージへと導いた。

原作は、広末さんが10代で出演した映画『鉄道員(ぽっぽや)』の原作者でもある浅田次郎による短編で、文庫本でわずか38ページの小説。「桜田門外の変」で主君・井伊直弼を守ることが出来なかった彦根藩士・金吾(中井貴一)が事件の犯人である浪士への仇討を命じられ、明治の時代になって彦根藩そのものが消滅してもなお、仇討を胸に武士として生きる姿を描く。

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