2014年11月25日 12:59
「NARUTO」原作者・岸本斉史、劇場版ナルトの姿に「お父さんの目線」で切なさと安心
(Photo:cinemacafe.net)
15年にわたる連載を終えた人気漫画「NARUTO」の劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』の完成披露試写会が11月24日(月)に開催。声優陣の竹内順子、中村千絵、日野聡、井上和彦、福山潤、小林常夫監督、原作者の岸本斉史が舞台挨拶に登壇した。
原作の最後の二話(699話と最終700話)の間、忍界大戦終結から2年後の世界を描く本作。原作者の岸本さんが「恋愛の話」と公言する通り、大筒木カグヤの子孫で忍の世界の滅亡を目論む大筒木トネリとの戦いの中で、ナルトが最終回でも描かれていた最愛の女性を見つける、その過程が描かれる。
“LAST”と銘打たれた本作のストーリー監修を務めた岸本さんは先日、連載を終え「〆切がないので余裕を持ってきました(笑)」と語り笑いを誘う。改めて、「NARUTO」ファンに向け「15年という長い連載の中でナルトがちょっとずつ成長していくのを見守ってくださったみなさまに感謝です」と思いを伝える。
さらに、ナルトの“最後の成長”として描いた本作について、ラストシーンに触れ「(ナルトたちは)自分にとって子どものように思っているので見られるかな?恥ずかしくて見られないかも…と思ってたんですが、子どもが成長して離れていくような切ない気持ち、一段落したというお父さんのような目線で安心した」