2015年6月22日 06:00
講談社ノンフィクション賞受賞作ドラマ化へ! 「しんがり 山一證券 最後の聖戦」
本ドラマでは、会社の消滅のときまで、仲間と共に闘い続けた熱き社員たちの姿を描く。監督を、平成25年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞した「ドラマWチキンレース」、映画『柘榴坂の仇討』の若松節朗、脚本を「相棒」シリーズを手がける戸田山雅司が務める。
このたびのドラマ化決定にあたり、原作者・清武氏は「しんがりたちはドラマに向いていないと思っていた。彼らは半沢直樹のようなスーパーマンではなく、何事もなければ他人に知られることもなかった普通のサラリーマンでありOLだから。たまたま、山一證券の破綻のときに後列から押し出され、心の奥底の固い芯が現れたのだろう」と明かす。さらに、「企業敗戦はどこにでもあり得ることで、私たちの隣にある現実だ。もしこのドラマに心を動かされる人がいたとしたら、その人の中にも『しんがり人』と同じような抵抗と希望のちからが潜んでいるからだと思う」とコメントを寄せた。
気になるキャスト陣などについては、後日発表予定だという。
「しんがり 山一證券 最後の聖戦」は2015年9月、WOWOWにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
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